胡蝶蘭をもう一度咲かせる方法

花が落ちた胡蝶蘭を捨てないで!

胡蝶蘭はその名の通り、 「蝶」 が羽ばたいているような佇まいで、上品で豪華なイメージから、 出産・開店などのお祝いによく贈られるお花です。 頂いた時胡蝶蘭は、見事な花がたくさんついていて、 花持ちがいいのも特徴です。 しかし、花が落ちてしまうと枝一本だけの、寂しい状況になってしまい、 「もうこれで終わりだ」 と思って、捨ててしまう人が多いと思います。 胡蝶蘭は高価で品質もいいのでもう一度咲かせることが可能です。 一度だけで捨ててしまうのは、もったいないです。 上手に手入れをすれば、二度咲きといわず何度でも花がつきます。 こちらでは、美しい胡蝶蘭を再び楽しめる方法をご紹介します。

胡蝶蘭をもう一度咲かせる方法

胡蝶蘭の花が散ってしまったら、まずは支柱を外します。 その次に、枝についている節の下から3つ目の上5㎝くらい、 または4つ目の節の上で切りましょう。 茎は切り落としても、翌年は違う場所から新しく伸びてきます。 むしろ茎を残したままだと栄養いかず、 翌年花が咲かない可能性が高くなります。 最後に、肥料を適量与えます。 ここで注意したいのは、時期と温度、肥料の量です。 施肥する時期・期間は、4月中旬から11月始めの 最低気温が18度以上の日で、7~10日に一回のペースがいいでしょう。 肥料は草花用の1000倍希釈の液体肥料をさらに3倍以上に薄めて、 たっぷり与えましょう。 10~11月の1ヶ月くらいは、屋外に出して低温に当てるといいでしょう。 12月頃から新しい芽が出始め、早ければ3月、 通常は5月頃開花予定です。 あせらず、じっくりと育てていきましょう。