胡蝶蘭の花の咲く期間

胡蝶蘭の期間を延ばすために

胡蝶蘭を長持ちさせるには、まず管理方法を熟知しておく必要性があります。
間違った管理でそのまま放置しておくと胡蝶蘭が早く枯れてしまったり
花が咲かないといった問題が発生しますので注意しましょう。
まず胡蝶蘭が届いたらラッピングを外してください。
胡蝶蘭の多くは花の部分を和紙で包んでいますが、
これは花を衝撃から守るためのものですから、ご家庭で飾られる際には不要です。
また花の置き場所に決まりは特にありませんが、
多くのご家庭では玄関などに配置されています。
しかし、玄関に直射日光が当たったり5度以下になる環境である場合は、
他のところに移動させてください。
胡蝶蘭は特に寒い環境を好まないので冬場は特に注意が必要です。

胡蝶蘭に適した温度

胡蝶蘭の期間を長くさせるためには適切な温度に保つことが条件となります。
胡蝶蘭は18〜25度前後が最も適していると言われており、
この温度を基準にして温度管理を行いましょう。
また期間を左右する温度は5〜32度、
夏場であれば40度近く上昇することもありますから、
室内の温度管理には十分気を付けましょう。
温度が上がってしまうと当然のことながら胡蝶蘭の期間が短くなります。
出来る限り長く楽しむためにも温度変化が発生しずらい環境下で保管するなど、
対策を施しておくことをおすすめします。

胡蝶蘭はどのくらい持つの?

花のほとんどは直射日光が求められるというイメージですが、
実は胡蝶蘭に直射日光は不向きです。
仮に太陽光を与えるとすればカーテン越しに少し光が当たる程度、眩しいと感じない程度に留めてあげると胡蝶蘭にとっても丁度良いでしょう。
過剰に光を与えると花の元気がなくなってしまうので、
室内から弱い光を取り入れてあげるのが環境的にはベストです。
このように胡蝶蘭の期間を伸ばすためには様々な決まりがありますが、
丁寧に育てていれば10ヶ月程度持つこともあります。
また花が咲いたら平均して3ヶ月は咲き続けるので
期間としてはじっくり楽しむことができるでしょう。