胡蝶蘭の育て方について

胡蝶蘭が重みで垂れ下がったら

胡蝶蘭の育て方にはある程度のポイントがあります。
花が育っていると、どうしても重みで花と葉が下に垂れ下がってしまうことがありますが、
本来の胡蝶蘭らしい凛とした形を維持するためにも
支柱を立ててあげるようにすると茎が途中で折れる心配もありません。
垂れ下がっている葉を支柱にくくりつけて少し重みを軽減させてあげましょう。
またこの時に茎の部分を支柱に固定し過ぎてしまうと、
成長を止めてしまう危険性があるので、
あまり窮屈にさせないように柔らかい形状の物で軽く結んでおくのがベストです。
また胡蝶蘭は非常に繊細ですぐに折れてしまう特徴があります。
触る時は力の加減に気を付けてください。

胡蝶蘭の茎を切る

胡蝶蘭の育て方には茎を切り落とす作業も欠かせません。
これは新しい花を咲かせるために必要なことなので、
花が枯れてきたら必ず茎を切り落としましょう。
ですがこの時、根っこ部分から茎を切ってしまうのは良くありません。
目安としては、先端部分から真ん中より多少上に位置する場所を、
切り落とすようにしてください。
切り落とした部分から新しい茎が伸びてくるようになり花が咲きます。

胡蝶蘭の正しい育て方を知る

胡蝶蘭は夏場冬場の対策はしっかりと行わなくてはなりません。
育て方としては5〜9月の暑い時期は水をたっぷりと与えて
土が乾くのを防ぐようにしてください。
しかし水はけが悪くなって根っこが腐敗するのも気を付けなくてはなりませんから、
この時期は特に育て方が難しいです。
腐敗がどうしても気になるならば水分量を減らして
若干乾燥が残る程度を維持しておけば湿気が溜まることはないでしょう。
肥料に関しては固形タイプよりも液体タイプの方がおススメです。
なぜならば胡蝶蘭は水分を与えすぎてはいけない特徴がありますから、
水分の代わりとして肥料を与えれば腐敗を防ぎ同時に栄養分も補えます。
このように胡蝶蘭の性質を理解して正しい育て方をマスターしましょう。