胡蝶蘭の植え替え

胡蝶蘭に植え替えは必要

胡蝶蘭の場合、他の植木のように根詰まりを起こす危険性はないものの、
中で劣化したり、腐敗を起こす可能性があります。
これを引き起こしている場合、根っこ部分が黒くなり、
すべて腐ってしまうので植え替えが必要となるのです。
胡蝶蘭はプラスチックでは水はけがきちんと行われない可能性があるので、
定期的に植え替えをしましょう。
まず植え替えをするために、まず優先することは通気性の有無です。
鉢の中で、水はけがきちんと行われなければ腐敗してしまうので、
通気性を良くしてこれを解消することが望ましいです。
しかし、胡蝶蘭は実は鉢で育てることに適しておらず、
購入した当初の窮屈な鉢で育てているとこうした症状が発生します。
花が終われば、鉢から取り出して通気性の良い鉢に入れ替えてあげましょう。

胡蝶蘭の植え替えで注意すること

胡蝶蘭の根は非常に脆く腐りやすいので、
湿度が高まり値崩れしないことを条件としなければすぐに枯れてしまいます。
鉢から取り出した際は根がビニールに包まれていますが、
これを剥がしてストッキングや網状のもので根っこを覆うようにしてください。
これは根崩れを防止するための処置であり、
鉢の中で水が溜まり過ぎないよう工夫できる物であれば、
ストッキングにこだわる必要はありません。
また植え替え時期は27度前後の気温の時に行い、植え替え後は1週間、
胡蝶蘭が直射日光に当たらないよう室内で育てるようにしましょう。

胡蝶蘭はマイペースに育てることが1番

胡蝶蘭を育てる上で大切なことはあまり焦らない、ということです。
お手入れも植え替えも丁寧に行っているのに枯れてしまう、
こういった現象は実はよくあること。
胡蝶蘭は育てるのが非常に難しい花なので確実に次も咲かせる、
と意気込んでもなかなかそうはならないものです。
自分のペースで胡蝶蘭を大切に扱っていれば
自ずと胡蝶蘭もそれに応えてくれて美しい花を咲かせてくれるでしょう。