胡蝶蘭を長持ちさせる方法

胡蝶蘭を長持ちさせるために環境を整える

胡蝶蘭を長持ちさせるにはいくつかのポイントがあるわけですが、
その中でも現在咲いている花を長持ちさせる方法、
胡蝶蘭全体を長持ちさせる方法と色々な世話に仕方があります。
どちらにしても丁寧に世話をすることによって胡蝶蘭もそれに応えてくれるようになり、
花が1度枯れてもまた咲くようになりますので気長に面倒を見ていきましょう。
胡蝶蘭を育てる際に特に気を付けたいのが温度変化、光、水やりです。
水やりは非常に配分が難しいのでどの程度与えるべきか迷うポイントですが、
季節に応じて配分をやや変えていくことをおススメします。

胡蝶蘭にとって水やりの配分は生命線

3〜5月に関しては10日に1回のペースを目安として水を与えるようにしてください。
少ないように見えますが、胡蝶蘭にはこれくらいの水が丁度適しています。
1回の水やりではだいたい500ミリが理想です。
6〜9月は暑い時期なので乾燥しやすいですが、
これでも1週間に1度のペースで問題ありません。
また梅雨の時期はもう少しペースを遅らせていきましょう。
水の量は500ミリを維持するようにすると根っこが腐らず胡蝶蘭が長持ちします。
10〜2月の冬の時期は水を与えるペースが極端に減りますが、
基本的に3週間に1度を維持してください。
また1回の水の量は200ミリと少量で問題ありません。
冬場は水の量よりも乾燥対策が欠かせませんので、
長持ちさせるためにも胡蝶蘭の周辺は暖かくなるよう温度管理を徹底しましょう。

ダメージを与える光を遮断する

光は胡蝶蘭にとって天敵です。
窓から差し込む光は人間から見ると爽やかな気持ちにさせてくれるものですが、
胡蝶蘭にとっては深刻なダメージです。
その辺りを十分に理解し、光が直接当たらないように遮断効果を利用しましょう。
このように環境を整えてお手入れしてあげることで胡蝶蘭も長持ちし、
10年20年とボリューム感溢れる花を楽しめます。