企業間で胡蝶蘭を送る際に気をつけること

胡蝶蘭を送る際の注意点

出世や新装開店、その他何かのお祝い事の際に胡蝶蘭を送ることはあるでしょう。
しかし、そんな時にも相手に対して気を使わなければならないマナーがあるということをご存知でしょうか。
せっかくのお祝い事ですから、相手にも気持ちよく受け取ってほしいものです。
特に企業間で胡蝶蘭を送る際に気を付けなければならないマナーについては、十分把握しておく必要があります。
もしこれから大切な方に胡蝶蘭を送ろうと考えている方は、注意しましょう。
まず気を付けなければならないことは、本数です。
胡蝶蘭も、ただ多い本数を送ればいいということではなく、4・9・13など、一般的に縁起の悪い本数は送ってはならないこと、とされています。
金額面にもよりますが、だいたい3本や5本などの本数を送るのがベターな選択肢ではないでしょうか。

企業ならではの注意点に要注意

一般人に送る胡蝶蘭ではなく、企業に対して送る場合は、気を配らないと大きな問題になり得ます。
まずは、胡蝶蘭の札に書く文字の色です。
一般人が相手であれば、華やかにめでたく赤い文字を書くこともありますが、飲食店など企業の開業祝いなどに送る場合は、赤い文字で札を書くことは好ましくありません。
なぜならば、赤い文字は「赤字」につながるため、企業や工場にとっては縁起の悪いものになってしまうからです。
そのほか、到着時間についても留意しなければなりません。
例えば夕方から営業する飲食店の場合、早く着けば早いほどいいだろうと考えて早朝着にしてしまうと、輸送にかかる時間や相手先で放置される時間の間にどんどん花が劣化してしまうことがあります。
そのようなことがないよう、相手先の都合も考え、ちょうどいいタイミングで胡蝶蘭が届くようにしなければいけません。
このように、企業に送る際は本数や時間など注意する点が多く、大変です。
心配な点は、お気軽にご相談ください。
せっかく胡蝶蘭を送るのであれば、ベストな状況で、ベストなものを贈りましょう。