企業の周年祝いに胡蝶蘭を送る際のマナーとは?

周年祝いと胡蝶蘭を贈る意味

周年祝いは、会社が設立した日のお祝いのことです。
人間でいうところの、誕生日お祝いですが、人間と違って、企業の周年祝いは毎年お祝いされるものとは限りません。
胡蝶蘭が贈られるようなおめでたい周年祝いは、基本的に縁起が良い数の周年が選ばれます。
1年、3年、5年、7年が代表的でしょう。
また、10年、20年など区切りの良い周年でも、周年祝いを贈りたいものです。
ただ、最近の傾向としてこのような迷信は関係なく、人間の誕生日と同じように毎年お祝いする企業も多くなってきました。
周年が縁起の良い年数でない場合は、企業間の関係を良好に保つためにも、先方に贈っても良いか尋ねるようにしましょう。
取引先に贈る場合は、相手に応じて5万円程度の予算を組んでも、決して高くはありません。
胡蝶蘭の花言葉は「幸福が飛んでくる」ですから、これからの発展をお祈りするとても縁起の良い花です。
さらに胡蝶蘭は鉢植えですから、その場にしっかりと根を張り成長するという意味もあります。 企業の周年祝いには胡蝶蘭がぴったりなのです。

周年祝いを贈るときのマナー

胡蝶蘭は縁起の良い花ですが、赤は赤字を連想させるため、定番の白を選択するほうが無難でしょう。
また、設立記念や周年祝いでは式典を催す企業も多いため、企業間で胡蝶蘭を贈る際は式典の日をあらかじめ聞いておくことも大切です。
贈った胡蝶蘭を式典で飾ってもらえるように、前日までには届くように発注します。
式典やイベントがない場合は、記念日の1週間前から当日の期間で着くように贈るのがマナーです。
何もつけないと、誰からのお花かわからなくなってしまうため、木札も外せません。
企業間で贈る場合は、個人名よりも会社名を優先して記載するようにしましょう。
赤い文字で「祝○周年」「祝御創立」などのお祝いの言葉も添えられます。
企業間で胡蝶蘭を贈りあうのは、信頼を深めることにもつながるので、長いお付き合いを考えている相手であれば、是非胡蝶蘭を贈ってください。