胡蝶蘭の会社内での管理方法

ラッピングについて

開店や、移転のお祝いに法人間では胡蝶蘭が贈られることは多いです。
胡蝶蘭は、高価で美しい花で、せっかく贈ってくれた人のためにもできるだけ長く持たせておきたいところです。
贈り物として贈られたお花は、きれいなラッピングが施されていることが多いですが、そのままにしておくことはあまり良いとは言えません。
ラッピングが施されたまま飾っておくと蒸れが発生し、花の寿命を縮めてしまうことにつながります。
ラッピングをしたまま水を与えてしまうと、水分が多すぎる状態になりカビなども発生しやすくなる原因となります。
せっかくのラッピングは、すぐに外すのは忍びないものもありますが、最初の水やりの際に外しておきましょう。
水やりの頻度は、7日から10日に一回ほど株の根元にコップ1杯ほどの水を与えます。
そして受け皿にたまった水は捨てておきましょう。
室内が乾燥しているときの管理法は霧吹きなどで水を与えてあげるのがおすすめですが、花弁にはかけないようにします。

鉢植えの置く場所にも注意が必要

会社での胡蝶蘭の管理で気をつけたいのは、置く場所です。
熱帯性の植物ということもあり、寒さには弱いので直射日光の当たらない、暖かい室内に置いてあげましょう。
窓辺に置く際にも、レースのカーテン越しに日光があたる場所がおすすめです。
さらに通気性の良い場所に置いてあげることも大事です。
オフィスでは、エアコンや扇風機を活用することも多いですが、こうした風が直接あたるところに置いてしまうと花を傷めてしまう場合や、寿命を縮めることにつながります。
熱帯植物とはいえ、夏の暑い時期に外に置くことは良くないため、エアコンの風が当たらない涼しい室内に置いてあげましょう。
手入れが難しい花というイメージもありますが、置き場所を間違わないこと、水やりの管理をきちんと行うことでかなり長持ちさせることができます。
エアコンで乾燥しがちな室内ではつい水を多く与えてしまいがちですが、与えすぎは根腐れの原因となります。