胡蝶蘭が法人間のお祝いなどで送られる由来

胡蝶蘭の名前の由来って?

胡蝶蘭は、法人間でも個人間でもお祝いのときに贈られる花として、非常に人気があります。
胡蝶蘭はラン科のファレノプシス属の植物で、原産地は熱帯~亜熱帯地域です。
色としては白が多く、贈り物としてもよく使われていますが、他にはピンクや赤、黄色などもあります。
この花の名前は属名である「ファレノプシス」というギリシャ語からきています。
そしてこれは「Phalaina(蛾)」と「opsis(似る)」という二つの意味を合わせて作ったもので、花の形が蛾に似ていることを意味しているのです。
日本の場合では「蛾」ではイメージがよくないため、蛾を蝶に変えて「蝶が舞っているように見える蘭」を意味する名前にしたと考えられます。
胡蝶とは「蝶を題材にした舞」のことです。
胡蝶蘭の花言葉としては「幸福が飛んでくる」と「純粋な愛」が有名ですが、「機敏な人」という花言葉もあります。
結婚式や開店祝いなどの他、法人間のお祝いでも贈りやすいです。

どんな場面でも贈りやすい胡蝶蘭

胡蝶蘭には人目を引く美しさがあります。
その一方で花持ちがよく、1年を通して購入できるという点もメリットの一つです。
そのため、いろいろなお祝いなどの場面で贈りやすいといえるでしょう
花言葉は白の場合は「清純」、ピンクの場合は「あなたを愛しています」ということになっており、結婚式の花嫁のブーケに白い胡蝶蘭がよく使われると同時に、母の日に、この種類のピンクの花を選ぶ人が増えてきています。
胡蝶蘭の英語での花言葉は「love(愛情)」、「beauty(美)」、「luxury(高級、豪華さ)」、「refinement(上品、優雅)」となっており、まさに贈り物にふさわしい花です。
花をプレゼントする場合、贈る方も花言葉を確認して自分の気持ちに適した花を選ぶ楽しさがありますが、受け取る方もまたその花を贈られた後に花言葉を知って喜んだり、感謝したりすることができます。
その意味でも、このような魅力的な名前と花言葉を持つこの花は、法人間の場合も含めてどんなお祝いのときにも贈りやすいです。