胡蝶蘭を法人間で送る際の立て札について気をつけること

胡蝶蘭を贈るときの立札の役割とは?

胡蝶蘭は高価で花持ちもよく、オフィスにあっても高級感があり、映える花ですので、法人と法人間の贈り物としてもよく使われています。
具体的には、開店祝いや上場祝い、移転のお祝いなどです。
慶事だけでなく、お悔やみにも贈ることができますので、その万能性や意を伝えることができる点で人気があります。
そんな胡蝶蘭を贈るとき、特に法人から贈る際に、気をつけることは「立て札をつけて贈る」ということです。
なぜなら、立て札には自社の名前などを記すことにより、先方の来客者に胡蝶蘭を贈ったことを伝えることになります。
加えて、贈られたほうにしても、この胡蝶蘭がどの法人から、どのような理由で、贈られたのかがわかり、それだけオフィスへの来客者などへのアピールになるからです。
大抵の花屋さんでは「立て札はどうしますか?」と聞かれますが、贈り忘れのないように立て札の知識について認識し、気をつけることが必要です。

法人間で贈られた胡蝶蘭を長持ちさせるには?

胡蝶蘭は寿命の長い植物ですが、病気になることも多く、根っこが腐る、“根腐れ病”は水やりのしすぎが原因で起こります。
葉がウイルスに感染する“軟部病”になったら、感染した部分を切り取りましょう。
また、葉の表面が日焼けする葉やけは、日焼けにより起こりますので、偏食した部分を切り、少し影になる場所に変えましょう。
一方で低温は、凍害の危険がありますので、暖かい場所に置きます。
法人間で贈られるものは大体、1か月程度で花が散ってしまいますが、節を遺して上のほうで切ると、二番目の花が咲くこともあります。
また、節を残さず切り、根っこをそのまま植え替えると、もう一度楽しむことができます。
折角贈っていただいた胡蝶蘭ですので、大切に長持ちさせましょう。