胡蝶蘭を何度も咲かせるためには

胡蝶蘭は何度も元気で咲かせられるの?

胡蝶蘭は、法人と法人の間でお祝いの際に、やり取りされる鉢花として代表的なものです。
花持ちがとても良く、きちんと手入れをすると、1か月程度、元気でお花を咲かせることができます。
そのため、法人間のギフトで重宝されるので、一度は目にしたこともあるでしょう。
しかし、一度花が散ってしまうとそれで終わりだと思っている人も少なくありません。
胡蝶蘭は植え替えをすることなどで、長く花を咲かせることができます。
そのままの鉢では、2回程度花を咲かせることができますが、何度も咲かせるのであれば、植え替えをすることが必要です。
贈り物として法人に贈られる胡蝶蘭は、一つの大きな鉢にいくつもの株を植えているものが多くなっています。
しかし、そのままでは胡蝶蘭を何シーズンも楽しむことはできません。
元気な苗にして長く楽しむには、ゆとりのある大きな鉢に植え替えすることが必要です。
植え替えは、新しい鉢を用意し、そこに専用の網を引いてから、水苔を薄めに巻いて植えこみます。
寄せ植えは株本を一つ一つ持ち、丁寧に抜き出します。
そして、支柱によって花茎を固定すると良いです。
花芽がなくなった胡蝶蘭でも、18℃前後の気温で、30日程度過ごすと、新たに花芽をつくります。

植え替えの時期に適切なのは?

植え替えをすることで何度も楽しめる胡蝶蘭ですが、植え替えに適切な時期は、一度花が咲いた後の5月から7月です。
特に株の成長期が春から夏にかけてですので、適切に水やりを行いながら育てましょう。
水やりは朝と夕に行うと良いですが、完全に乾いてから行ってください。
あまりにも水分が多いと根腐れが起こる可能性があります。
そして、水やりの度に肥料をあげることで、より元気に育ちます。
しかしデリケートな植物ですので、夏の日光の当たり過ぎや、冬の寒さに気をつけて丁寧にケアをすることが必要です。
元気な胡蝶蘭は何度も花を咲かせることができます。