法人間で贈られる胡蝶蘭に適した室温

20度にキープした空間で育てる

胡蝶蘭は、会社間、法人の慶事などの際に贈られる花として人気が高いです。
胡蝶蘭と言ってもたくさんの種類がありますが、どれも高級感があり、気品を感じるものばかりでしょう。
せっかくいただいた胡蝶蘭を一日でも長く、咲き誇る花を愛でているためには管理方法にも気を配りたいものです。
また、原産地が高温多湿なため、夏の時期はあまり気をつかわずに花を楽しむことができますが、寒い季節、空気の乾燥が気になる季節は管理が必要です。 花が置かれる場所の室温としては、20度前後にキープすることで長持ちします。
ただし、エアコンの風が直接あたらないようにしたほうが良いでしょう。
たくさんの鉢が贈られた場合は、帰社するときにできるだけ暖房や、冷房を稼働させた状態にしておいて、温度が一定に保たれるようにしておくと、花もちが良くなります。
さらに、オフィスを留守にする時間が長い場合、虫が寄生することがないとも言えません。
もし弱ってしまったら、植え替えをするのも良いでしょう。
春から初夏、初秋のあたりが植え替えに最適な時期ですので、根や水苔を綺麗にして、植え替えてください。

できるだけ長く花を愛でたい

胡蝶蘭は、つぼみが変色して落ちてしまったり、株が衰弱したり、お花が痛んで変色してしまうと、せっかくの優雅な雰囲気が台無しになってしまいます。
一日に数回、霧吹きなどで葉っぱや花、つぼみに水をかけると、長持ちに繋がります。
暖房や冷房のかけすぎで、室内が乾燥してしまうのも心配です。
小さなオフィスに贈る場合は、小ぶりなものにして管理がしやすいように配慮することも必要です。
もし枯れてしまっても、二度目の花を咲かせることもできるのです。
大体1か月から2か月でつぼみが出てきて、数か月で花が咲きますので二度楽しむことができます。
しかし、品種によっては二度目の開花が難しいものもあるため、贈られた状態でできるだけ長く楽しむように管理したいものです。
園芸用品店で販売されている肥料も効果的なため、液体肥料、固形肥料など使用方法にそってあげてください。