法人間で贈る胡蝶蘭の夏期の育て方

法人間で贈る胡蝶蘭

法人間では、様々な場面で胡蝶蘭を贈る機会があるでしょう。
胡蝶蘭は、縁起の良い花言葉や1つ飾っているだけで華やかになるため、お祝いの席などに選ばれることが多い花です。
季節問わずに贈られることが多いので、それぞれの季節に合わせた胡蝶蘭の特徴を知っておきましょう。
元々胡蝶蘭は、東南アジアの熱帯地域に生息している植物なので、寒さだけではなく、暑さも苦手な植物です。
胡蝶蘭にとって適正温度は、18度から25度と言われています。
日本の夏は蒸し暑いことも多く、30度越えることも珍しくありません。
そのため、綺麗に咲かせていた胡蝶蘭も、夏の暑さに負けてしまう恐れがあるため、注意が必要です。
夏期の胡蝶蘭の管理次第によって、胡蝶蘭を長持ちするかどうかが変わってくるでしょう。

夏期に胡蝶蘭を長持ちさせるには

法人間で贈る胡蝶蘭は、屋外よりもオフィスや事務所、店舗などの屋内に飾るケースが多いのではないでしょうか。
屋内で胡蝶蘭を育てる際には、注意が必要になります。
例えば、胡蝶蘭は夏の強い日差しを遮ることが大切です。
直射日光が当たる場所に胡蝶蘭を置いてしまうと、葉焼けを起こしてしまう恐れがあるので、40~50%から遮光して育てますが、夏の日差しは強いため50~70%遮光しましょう。 さらに、胡蝶蘭は湿気に弱く、鉢の中が蒸れると、根腐れや病気になりやすくなるため、風通しの良い場所に置くことが長持ちさせるためには大切です。 しかし、夏期の屋内ではエアコンをつけることが多く、エアコンの風が直接当たってしまうのはおすすめできません。
エアコンの風は、乾燥や急激な温度変化の原因となり、胡蝶蘭にストレスを与えることになってしまうのです。
胡蝶蘭にストレスを与えないように冷気を循環させ、間接的に風を送るようにしてあげましょう。 夏の胡蝶蘭の育て方を知っておくことで、長期間胡蝶蘭を楽しむことができます。
また、胡蝶蘭は、他の花と比べても長持ちしやすく、手入れもあまり必要がないので、喜ばれるでしょう。