ワケを知らずにプレゼントするのは危険
法人間のプレゼントで胡蝶蘭を選ぶと喜ばれるものだというイメージがある人も多いのではないでしょうか。
定番になりつつあるため、何をあげればいいかわからないときはハズレのない胡蝶蘭を選ぶ人が多いです。
しかし、なぜ喜ばれるのかを知らずに法人にプレゼントするのは危険です。
ただ贈ればいいというわけではありません。
しっかりと理由を知った上で、法人へ贈りましょう。
一つは、花言葉にあります。
色によってその意味は異なるため、知らずに見栄えだけで選んでしまうと場違いの贈り物となるかもしれません。
例えば、白であれば「清純」、ピンクは「あなたを愛しています」という意味があります。
全ての色に「幸福が飛んでくる」という共通の意味がありますが、結婚祝いに第三者がピンクを選んでしまうと、場違いになるでしょう。
シーンを選ばない
花粉が少ないことや匂いが少ないことも喜ばれる理由として挙げられます。
花粉症の人が花粉の多いお花を受け取ると、鼻水や咳が止まらなくなり体調不良を招く原因となるでしょう。
プレゼントは嬉しいものですが、症状が出るのであれば飾ることができません。
また、お花はいい香りがしますが、飲食店など食べ物や飲み物を扱う場所には適していません。
せっかくの料理がその香りによって風味の感じ方が変わったり、中には匂いが苦手なお客様もいる可能性があるからです。
胡蝶蘭は花粉も香りも少ないため、飾る場所を選びません。
このような理由があるため、法人の贈り物としてぴったりだとされていますが、常識はずれの贈り方をしないように注意することが大切です。
例えば、価格帯です。
見栄えを重視してより豪華なものを選ぶ人もいますが、それが逆効果になり、会社の評価が下がってしまうことも少なくありません。
一般的なお祝いであれば15000円〜25000円、特別なお祝いは30000円〜50000円、さらに大手企業の就任祝いは70000円〜100000円以上のものが適切です。 あくまでも目安ですが、相手の気持ちを考えてもらって嬉しいものを選びましょう。