法人間で贈る胡蝶蘭の根腐れについて

法人間で贈られる胡蝶蘭の根腐れとは

法人間で贈られることの多い胡蝶蘭は、根腐れしてしまうことがあります。
根腐れとは、その名の通り根が傷んでしまい、腐ってしまうことです。
根というのは、植物にとっては栄養を吸収するために大切な部分となっており、根が腐ってしまうと枯死してしまう恐れがあります。
葉にシワができたり、花が咲かなかったり、白いカビが植え込み剤に発生しているときには、根腐れが起きている危険性が高いでしょう。
このような根腐れが起きてしまう一番の原因は、水のやりすぎとなっており、根がずっと蒸れるためにおきます。
そもそも、胡蝶蘭というのはそれほど水をやる必要がなく、10日に1度程度で問題ありません。
受け皿に水が溜まっている場合には、すぐに毎回捨てるようにすることも大切です。
肥料をやりすぎてしまい、根腐れが起きてしまうこともあるため、基本的に肥料を与えなくて良いでしょう。
栄養が少ない環境でも、十分元気に育つことができるのが胡蝶蘭です。

根腐れから復活させるための対処方法

たとえ法人から贈られてきた胡蝶蘭の根が腐ってしまったとしても、対処法はあります。
対処法としては植え替えをすることによって、復活する可能性があるのです。
胡蝶蘭の芯の部分がまだ残っているならば、植替えをすることによって、そこからどんどん復活していくことがあります。
植え替えをする際には、ハサミはきちんと消毒をしておき、手も洗ってから作業をしましょう。
これによって病気に感染してしまうのを防ぐことができるのです。
時期としては春頃に行うのが良いですが、それ以外の時期でも必要であれば行いましょう。
このとき、水を与えすぎないようにすることによって、再び根が腐るのを防げます。
さらに、植え込み剤としては水苔を用意すると、水の含みが良いために育てやすくなるのです。
法人からお祝いとしてもらった胡蝶蘭はいつまでも大切に扱いたいものです。
このような対処法を知っておくことによって、胡蝶蘭をいつまでも元気に育てることができるでしょう。