法人で贈る失礼のない胡蝶蘭の贈り方

予算について

胡蝶蘭は縁起の良い花であるため、法人のお祝い花に利用されます。
開業祝いや昇進祝いなどで法人に贈ることがありますが、失礼のないように気をつけなければなりません。
イベントなどでは会場に贈った胡蝶蘭を飾ってくれますが、目立とうとして場に相応しくないものを選んでしまうと失礼です。
法人間のやり取りは今後のお付き合いに関わってくるため、これから贈ろうと考えている人は注意するべきポイントを知っておきましょう。
一つは、予算です。
会社の経費との兼ね合いもありますが、プライベートでプレゼントするのと違い、安すぎるものは失礼になります。
取引先には安くても2万円、高くても5万円ほどが適切です。
法人との関係性や目的に合った予算を設定するようにしましょう。

わからないときは業者と相談しよう

法人で胡蝶蘭を贈るときには、色の選び方も重要です。
贈り先が好む色やテーマカラーに合わせたものは喜ばれますが、暗黙の了解で白を選ぶのが基本になっている場合もあります。
また、お悔やみの場では白が基本です。
サイズに関しては、会場のスペースや予算によって変わります。
大きすぎるものだと置けなかったり、邪魔になったりと迷惑をかけることがあるため、事前に設置してもらえるサイズを聞いておくと失敗しないでしょう。
次に、本数です。
3本、5本立てが一般的ですが、これも広さやイベントの規模に合わせて適切な本数を選ばなければなりません。
また、立て札も用意したほうが失礼はないでしょう。
贈り主を明確にすることや他のゲストへのアピールのために添えます。
これはマナーであるため、立て札を忘れると失礼です。
書き方は赤字で「祝〇〇」や「御祝」が一般的ですが、わからなければ業者と相談して決めると良いでしょう。
贈り主と贈り先には黒字で書きます。
しかし、贈り先の記載を省略することがあるため、書き方も相談して決定してください。
贈るタイミングはイベントの前日です。
当日に新鮮なお花を届けたいものですが、先方が忙しい場合があるため、前日までに届くように手配しましょう。
このように、法人に胡蝶蘭を贈る際には様々なマナーがあります。