法人に贈る胡蝶蘭と湿度の関係について

乾燥が苦手

法人に胡蝶蘭を贈る際は、お花の特徴を理解しておきましょう。
ほかのお花を比べて、胡蝶蘭は湿度を好みます。
高湿度よりも感想が苦手なのです。
その理由は、原産地にあります。
フィリピンやインドネシアなど高温多湿地帯と呼ばれる東南アジアで育ってきたため、蒸し蒸しとした環境に強いです。
しかし、ある程度の風通しを確保しなければなりません。
法人のプレゼントとして贈ったのはいいけど、育てにくいため先方が嫌がるのではないかという心配をする人もいるでしょう。
基本的には40%以上の湿度が必要ですが、だからと言って常に加湿器を使って管理する必要はありません。
加湿器で管理するのは間違いではありませんが、ミストが直接当たると弱ってしまいます。
花シミができて、見栄えも悪くなるため注意してください。
温度に関しては18度から25度が適温です。
冬場はエアコンなどで温度を調節できますが、温風は乾燥を招きます。
直接当たらないように、暖かい温度を心がけながら風やミストが当たらない場所で育てるのが長持ちさせるポイントです。
このポイントを守っていれば、あとはお手入れも簡単であるためプレゼントを受け取った法人も育てやすいと言えるでしょう。

お手入れも簡単

中には、乾燥させないように水やりを頻繁にしてしまう人も少なくありません。
しかし、水をあげればいいというわけでなく、多すぎると根腐れの原因となります。
ポイントはメリハリをつけることです。
植え込み材がからっからに乾いている場合だけ水をあげ、少し湿っている場合は数日間あげなくても問題はありません。
水をあげるときは、鉢植えから溢れるまであげますが、受け皿に溜めないようします。
もし、量が多すぎて受け皿に溜まってしまったらすぐに捨ててください。
また、大輪は見栄えも良く華やかであるため、人気のある種類ですが、大きい胡蝶蘭ほど回数を少なくするのがポイントです。
株が大きいと植え込み材もたくさん使われており、それには保水効果があるため長期間、乾くことがありません。
このような方法で管理すると綺麗に咲き続けます。
ほかのお花よりも育てやすいため、プレゼントしてみてはいかがでしょうか。